フランスとスペインの国境のピレネー山脈にルルドという人口1万人余の小さな村がある。 この村には、現在カソリック教会の大伽藍を中心に、高層ホテルが数百も建ち並んでいます。

それは年間3百万人も超える病人が、世界中からこの村を訪れているからです。 以下は本当に合ったお話です。    3歳になる少女が、腎臓の悪性腫瘍にかかった。

1個は摘出したが、悪性腫瘍は、頭蓋骨に移転し、身体はやせ衰え、薬害のため、毛髪は抜け落ち、皮膚はまっ黄色に変わり、全身が腫瘍におかされて医者は手のほどこす術なしと完全にさじを投げたほどだった。 途方にくれた両親は、ワラをもつかむ気持ちで、なかば意識を失っている少女を寝椅子車に乗せてルルドを訪れた。

そこで聖なる水に身体をひたし、水を飲ませた。しかし、その時は少しも良くなる兆しがないので、なかばあきらめて、死ぬなら我が家でと、イギリスのグラスゴーに帰った。

ところが、帰宅して3日後の朝、少女がベッドの上に座ってオレンジを食べ始めた。そして数日で腫瘍は消え去り、あとは健康な少女と何ら変わらぬ体になったのである。

この出来事は、ストットランドの医学界でも評判になり、ルルドの奇跡の水として有名になった。 この話は遠藤周作の名著『聖書のなかの女性たち』(講談社刊)の中でも”ルルドの聖母”というタイトルで詳しく書かれている。

こうした奇跡がなぜ起こるのか、いまだ大きな謎とされていますが、実はルルドの泉の水には、ゲルマニウムが豊富に含まれていることが、近年の調査で明らかにされています。

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